【お金のココロエ♪】
「お金の教育を受けない日本人！～おカネと向き合う～」
前回の記事では、
と、ご紹介したのですが、その通り。超大事なんです。
でも、大事なのにお金との向き合い方って誰も教えてくれないのが現実です。
一体、どのようにしたらいいんだろう？と、色々な書籍やセミナーやファイナンシャルプランナー、そして億万長者のお話を聞いて考えたことがあります。
整理すると、下記のような２つの向き合い方が超大事なんだと思いました。
１．お金に対する知性
２．お金に対する感性
この２つの器を大きく育てていくことが大事です。
この器が大きければ大きいほど、お金が入ってきます。イメージは小さなコップを大きなボウル、プール、海のような大きさに育てていくことです。
１．お金に対する知性
貯金だけではないお金に対する知性を磨く必要があります。
一般的には、おカネに対する「知識や知恵」を指します。
例えば、
・投資手法や保険、相続、税金に対する知識が身についている
・ローンやクレカなどの借金の仕組みがわかってい
・財務諸表(BS・PL・CF)を読んで分析できる
・毎月の自分の口座の”入”と”出”がわかっている
・適切におカネの専門家(FP・税理士など)を使うことができる
など、挙げたらきりがありません。
この器を大きくすると、コップの深さが深くなるイメージです。
でもこれだけ育てても、高くなりすぎて、いつかはグラついて倒れます。
２．お金に対する感性
そこで必要なのが、お金と向き合うときの”感情”です。
お金を使うとき、貯めるとき、投資するとき、渡すとき、どんな風に自分の感情と向き合っているでしょうか。
例えば
・欲しいブランドバックを衝動買いしないか。本当に欲しいか自問自答できる。
・相手のためにならないお金の援助やプレゼントをしていないか。
・お金に対する”欲”を自分で認識できているか。
・相手をだましてお金を儲けていないか（汚いおカネを稼いできてないか）
など、おカネに対する感情が、どれだけ豊か（健康）なのかが超大事です。
この器を大きくすると、コップの広さが大きく、また頑丈な土台ができるイメージです。そうすれば、身に着けた知性がやっと役立ちます。
この２つの器は誰でもはじめは小さなコップやおちょこくらいです。
でも、小さいころから適切なお金の教育や経験を受けると、深く、広い大きな器に育ちます。特に、知性の方はあとからいくらでも身に着けることができますが、感性の方は小さい頃に身につきやすく、大人になると中々身につけるのが大変です。
そして、億万長者と一般人の分かれ道は、
「一般の人は、この知性と感性が小さい頃から変わらない。億万長者は大人になった今でも磨き続けている」
といったことが起因します。
よく、宝くじがあたった人は自己破産するとニュースや書籍にあがります。
あれって、このイメージでいくと、その人自身はコップぐらいのお金の器しか持っていなかったのに、急にお風呂ぐらいのお水（＝おカネ）がなだれ込んでくるイメージです。そりゃ、コップからこぼれたお水は、それこそ湯水のように流れていきますよね。最後には、自分の器だけのお水（＝おカネ）しか残らないんです。
いきなり知性や感性を伸ばし、大きくすることってすんごい難しいです。そんなことが身についていたら、借金苦になりません。消費者金融がコンビニのように乱立しません。
なので、小さい頃からじっくりお金の教育を受けることが、この厳しい冬の時代を、本当に豊かに生き抜くために、必要なことだと思います。
で、最初の問題提起に戻ります。
今までお金の教育を受けてきましたっけ？
いいえ、お金の教育を受けてきてないです。そりゃ、お金が溢れ落ちたり、ザルのようにスカスカで溢れ落ちたりします。
なので適切に大きく育てるには、金銭教育、いわゆるマネーリテラシーを高めていく必要があるのです。
すんごい大事なことだと、改めて認識してくれる世の中を願っています。少しでも幸せな億万長者が生まれますように。
そんな未来を想像しつつ、「億万長者のココロエ」、これからもブログを書き続けたいと思います。今日のお金のココロエ♪でした。
２０１８．１．２１
