【社会のココロエ♪】
「リーダーシップとは、なんぞや」
たまたま、採用関係の知恵を貸してほしいということで、全然部門は違いますが、会議に参加してきました。
議題としては、「当社が求める人材像とは?なにかを定義する」というテーマでした。自分も興味深いテーマだったので、とても楽しく参加させてもらいました。
自分なりの意見としては、これです。
「リーダーシップを発揮できる人」
これに尽きます
仕事でもプライベートでも、リーダーシップがあるかないかで、物事の進み方が、10倍いえ100倍くらい違います。
そして、これは全員に求められる社会のココロエ♪だと思っています。
例えば、自分がプロジェクトのリーダーで会議を仕切っているような場面。
誰も意見を言ってくれなかったり、まして部長(役職ある人ならだれでもOK)なんて仏頂面で置物のようになっている空気の冷たい会議の経験って誰もがあると思います。
そういう時の心理って
「意見を出して決定するのは偉い人の役割」
「総合職が決めればいい」
「能力がある人が意見すればいい」
「でしゃばりすぎは悪い印象を持たれる」
と思い、空気を読んで発言しないパターンが多いです。
でもそれって、リーダーシップに欠ける行動だということを理解した方がよいと毎日、感じるでございます。
ひどいパターンだと、自分がそういった状況で困った経験があるのに、いざ逆の立場になったら、会議で何も発言しないでだんまりを決め込む人もいます。これって果たしてお互い本当に社会人としてあるべき行動といえるでしょうか。
ここでの差は、リーダーシップの意識があるか、ないか、ただそれだけのことです。
例えば、そんな状況なら、こういう行動とってみるとチーム活動が一歩、変化してきます。
「自分が率先して意見を出してみる」
「リーダーだけに任せず周りの人の意見を引き出してみる」
「理解してない人がいそうだったら、小まとめをゆっくりと話してみる」
「何を考えて来て欲しいのか明確に示すようにしてみる」
まぁ上記は何でもOKです。大事なのは、
”リーダー”という役職が与えられなくても、
「自分がリーダーだったら、どうするか?」という視点で何事にも取り組む姿勢
なのです。そして、それこそが、リーダーシップと定義できます。
それが10人のチームで1人しか行ってないから、チーム活動の生産性が超低いのです。これが10人チームで10人持っているチームの爆発力と言ったらとんでもない効果が生まれます。
そんなチームってあり得ない??
いいんです、現実は10人じゃなくても、最初は2人とか3人で始まって、いつの間にか7.8人と意識を持ち合わせるような動きを、最初の1人がリーダーシップを発揮して起こせばいいのです。
それはまるでブラックコーヒーにミルクを垂らし、スプーンでかき混ぜるかのようにです!
では、リーダーとは何か?
リーダーとは、
「目指す姿(ビジョン)を示し、チームメイトが各々の強みと弱みを補い合い成果を出せるように、リーダーシップを発揮する」
ことができる人のことです。
各々で、リーダーとは何か?リーダーシップとは何か?って違ってもいいと思います。
大事なのは、自分がまずはリーダーシップを発揮すること。
この能力を求めなさすぎて、あちこちでハレーションが起きてる日常が、少しでも良くなればと願い書きました。今日はそんな社会のココロエ♪でした。
2018.2.9